TREATMENT 診療案内

アフターピル外来

アフターピルとは

アフターピルとは避妊に失敗した、または避妊をしなかった性交渉の後に、妊娠を防ぐために使用するお薬(緊急避妊薬)です。

アフターピルを使用するケース

  • 性行為中にコンドームが破れた・外れてしまった
  • 避妊をしなかった性行為があった
  • ピルを飲み忘れた

アフターピルの効果

アフターピルは、性行為後72時間以内(製品により120時間以内)に服用することで、妊娠の可能性を大幅に下げることができます。100%妊娠を防ぐものではありませんが、服用するタイミングが早いほど避妊効果が高くなります。

アフターピル外来を予約する

避妊率

服用するまでの時間 ノルレボゲストレル(72時間) ウリプリスタル酢酸塩(120時間)
性行為後~24時間 99% 99%
24~48時間 98% 99%
48~72時間 97% 99%
72~96時間 63% 99%
96~120時間 98%

アフターピルの副作用

アフターピルは安全性の高い薬ではありますが、体質や服用時期によって一時的な副作用が見られることがあります。

主な副作用

吐き気・嘔吐

服用後数時間以内に吐き気を感じることがあります。万が一、服用から2時間以内に嘔吐した場合は、効果が十分に得られない可能性があるため、再度の服用が必要になることがあります。

頭痛

軽度の頭痛が一時的に起こる場合があります。

腹痛・下腹部の違和感

生理痛に似た腹痛を感じる方もいます。

不正出血

次回の生理が来るまでの間に、少量の出血が見られることがあります。

月経周期の変化

アフターピルの服用後は、次回の生理が早まったり遅れたりすることがあります。1週間以上遅れる場合は、妊娠検査をおすすめします。

処方までの流れ

01
電話問診

WEB予約をお取りください。予約時間になりましたらクリニックよりお電話いたします。

02
電話問診による医師の診察(対面での診察は行っておりません)

アフターピルの服用方法や副作用についてご説明いたします。

03
薬のお渡し

当法人が運営するクリニック(新宿駅・品川駅・秋葉原駅・いずれも徒歩1分)に、ご都合のよい時間にお越し頂きアフターピルをお受け取りください。

費用

アフターピル 価格(税込) 備考
レボノルゲストレル(72時間) 9,900円 1回分・診察料無料
ウリプリスタル酢酸塩(120時間) 16,500円 1回分・診察料無料
アフターピル外来を予約する

よくあるご質問(FAQ)

保険は使えますか。

アフターピルは自由診療(自費診療)となり、保険の適用はありません。

料金は薬代以外、かかりますか。

いいえ。診察料は無料で、料金はお薬代のみとなります。

アフターピルはいつ飲めばいいですか。

性行為後からフターピルを服用するタイミングが早ければ早いほど、避妊効果は高くなります。72時間以内(製品によっては120時間以内)の服用が推奨されています。

処方してもらった薬はクリニックで受け取れますか。

はい。当院では院内処方を行っておりますので、クリニックにてお薬をお渡しいたします。

副作用はありますか。

吐き気や頭痛、不正出血などが一時的に見られることがあります。重篤な副作用はまれです。

どのくらいで生理が来ますか。

通常、服用後2〜3週間以内に生理が来ることが多いですが、前後する場合もあります。1週間以上遅れた場合は妊娠検査をおすすめします。

プライバシーは守られますか。

はい。診察は電話問診となり、情報管理にも万全を期しております。ご本人の同意なく第三者に情報を開示することはありません。

未成年でも処方できますか。

はい、未成年の方でも処方可能です。基本的にご本人の意思を尊重しますが、不安な方は保護者の同伴も可能です。

服用したあとに性行為をした場合はどうなりますか。

アフターピルの効果は服用前の性行為に対するものです。服用後に性行為をした場合は、新たな妊娠のリスクが生じますので、確実な避妊を行ってください。

定期的に避妊したい場合はどうすればいいですか。

アフターピルは緊急避妊用です。定期的な避妊をご希望の場合は、低用量ピルや他の避妊法が必要となりますので、婦人科の受診をお勧めいたします。

生理中でも服用できますか?

はい、生理中でも服用可能です。ただし、不正出血と見分けがつかない場合は、婦人科での診察が必要となります。